ごみ屋敷の片付け
- 2018年08月04日
- 少し前でしたが伊丹市内のアパートでゴミ屋敷の片付けをしました。
限られた時間で3人で11時から5時間ほどかかり、2トン車2台分の不要品が出ました。
空き缶、空き瓶、ペットボトル、弁当の容器、新聞紙、雑誌、衣類など完全に床が見えない状態でした。
画像の1枚目は玄関からで、向こう側の様子が見えません。
中に入っていくと大変申し訳ございません大量のゴミの山、そしてテーブルの上に置かれたカップ麺の蓋が山積みの状態です。
大変失礼かと思いますが靴を脱いで部屋に入ることをためらいました。
念のため断ってから作業に入らせていただきました。
床が見えていないのと下に何があるかわからない状態で入っていくと割れたものがあったりしてケガをする恐れがあるのです。
作業をするスタッフの安全も考えないといけません。
あまりひどい場合は長靴を使用する場合もあります。
上の方はペットボトルや空き缶が比較的多く、感触的にはフワフワしています。
大きめのビニール袋にそれぞれ細かく分けて分別して、ある程度たまってきたら運び出します。
あっという間にトラックがいっぱいになります。
夏のゴミ屋敷はかなりつらいことが多いのですが、今回はこの中で生活されていたのでエアコンが聞いていて部屋の中は涼しく、不思議なことにゴキブリが一匹も見かけませんでした。
以前にもゴミ屋敷は経験していますが、だいたい害虫と言われる生き物が出てきます。
さほど驚かないのですが以前に古い長屋の整理をしていた時は壁や天井に穴が開いていて、箱を開けたらネズミが飛び出してきたこともありました。
さすがにびっくりしましたが、だいたい予想が付きます。
衣類や段ボール箱の中に潜り込んでいるのでかじった後に細かい屑がたくさん出てくるのです。
これは経験で見なければわかりませんが、「あ、この家はネズミがいるな！」と、わかります。
物がすべてなくなると、いなくなりますが床下や、天井には潜んでいます。
それを駆除するには専門の業者を呼ぶ必要があります。
市販のネズミ除けくらいでは全く効き目がありませんでした。
これからもこういった案件は出てくると思いますが、どうか早めに連絡ください。
ちなみに今回の部屋は3年間ゴミを溜めていたそうです。
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